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バングラデシュ卒業生からの便り〜卒業後の報告

2024年09月09日

 皆さん、こんにちは。私はシャハダットと申します。私は生まれた時から目が見えませんでした。父はそんな私を含めた8人の兄弟姉妹を残し、私が小さい時に亡くなってしまいました。母は家政婦として働き、私達8人を育ててくれました。しかし家政婦としての稼ぎは少なく、家族9人が生活するだけで精一杯でした。私は幸いにも9年生の時に皆様からの奨学金と出会うことができ、2009年から2019年の11年間支えていただきました。皆様の奨学金は私の人生を変えてくれました。学校に通い続ける事ができたおかげで、卒業後は地元で小学校の先生になることができました。学校の先生は子ども達の未来を創るとても大切な仕事です。このような誉れ高い職につけたのも、皆様に支えていただいたからにほかなりません。
 私は皆様の事を忘れることは決してありません。私は目に障害を持ちながら勉強を続けてきたことで、同じように障がいを持ちながら頑張って学んでいる子ども達の手助けをしてあげる事が出来ています。また地方の障がいを持つ子ども達はなかなか学校に通うことができません。そのような子ども達が学校に通えるよう働きかけています。皆様の奨学金のおかげで、私達のような障がいを持つ学生がお金の心配をすることなく安心して学校に通うことができています。ありがとうございます。皆様の支援に心より感謝申し上げます。

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    シャハダット・ホセイン(公立小学校教師)




☆ 過去の奨学生の便り ☆


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