バングラデシュ 奨学生からの便り〜卒業後の報告
2023年10月07日
皆様こんにちは。私はバングラデシュのマイメンシン県に住んでいます。アクラム・ホセインと申します。皆様から2008年〜2012年の4年間、奨学金の支援をいただいておりました。父親は土地を持たない雇われ農家だったため、こどもの頃は経済的にとても厳しい家庭で育ちました。父親の稼ぎでは私の教育費を負担することは難しく、皆様からの奨学金は私が学業を継続する上で欠かせない支えでした。大人になった今でも、あの時感じた国際エンゼル協会の日本の皆様への感謝の気持ちは変わることはありません。
私は今、バングラデシュ国内大手銀行のイスラム銀行バルカ店で支店長をしています。これもひとえに皆様のご支援があって学業に専念することができたおかげです。また、奨学金をいただく際に現地責任者のアジズル・バリさんからたくさんのことを教わりました。国際エンゼル協会の皆様の活動、志、そして創設者である川村百合子前代表のバングラデシュの子ども達への愛情、これらの話は私の心の支えとなり、今も大切な思い出となっています。そして、皆様への感謝の気持ちはいつまでも心の中に残っています。本当にありがとうございました。