奨学生からの便り ー7月
2022年07月02日
バングラデシュ 奨学生からの便り(卒業後の報告)
皆様、こんにちは。私はアザドゥザマンと申します。バングラデシュのカパシアの田舎出身で今は国家機関の大学病院で脳神経外科医として働いています。
私は中学7年生の時から、皆様の奨学金をいただいていました。実に10年もの間、皆様から支援していただけたことはどれだけ感謝しても感謝し過ぎることはありません。
日本とバングラデシュはとても良好な関係です。私達バングラデシュ人は皆日本の方々がして下さる無条件の支援に心から感謝しています。そしてバングラデシュをはじめ、世界の貧しい子ども達のために支援活動を作り上げてきた故川村百合子さんに、改めて敬意と感謝を申し上げます。
また、バングラデシュのために尽力を尽くしてくださった故東村悦三さんのご冥福をお祈りいたします。
私は奨学金をいただく過程で、アジズル・バリ氏より国際エンゼル協会の理念をたくさん教わりました。自分も将来は貧しい人達を助けることができる人になりたいと願い、今貧しい人達のために月に一度、無料で診察を行っています。
今後も皆様の奨学金プロジグラムが続き、奨学金をもらう中で社会への奉仕の心を学んだ学生がたくさん増え、より多くの人が貧しい人へ手を差し伸べる大人になれることを願っています。