奨学生からの便り ー2022年4月
2022年04月08日
日本の皆様、こんにちは。私はオマール・ファルクと申します。私は土地を持たない雇われ農家の子として生まれ、幼少期は常に貧しい生活をしていました。学校に通うためのお金も満足になく、それでも父はなんとか私を学校に通わせるために毎日一生懸命に働いてくれていました。
6年生で国際エンゼル協会の奨学金がいただけるようになった時、私は本当にありがたいと感謝しました。皆様の支えのおかげで勉強に専念することができ、バングラデシュで一番難しいと言われているダッカ大学に無事合格することが出来ました。
ちょうどその時に父が他界してしまい、経済的にさらに厳しくなっておりました。しかし皆様の奨学金のおかげで、大学進学をあきらめることなく通い続けることができました。
卒業後はバングラデシュでも最大手の銀行でいくつかの支店の支店長を経験し、その後同行の役員として働いています。私がこのように社会で活躍できるようになったのも、すべて皆様の支援により学校に通うことができたからです。
私も皆様のように本国で困っている学生達を支える活動の手助けをしております。あらためて皆様のご支援に本当に感謝しております。ありがとうございました。