奨学生からの便り − 7月 ー
2019年07月02日
皆さんこんにちは。私はラヒマと申します。私は2016年から皆さんからの奨学金をいただいています。ガジプール県にある大学で4年間経営学を学んでおり、いよいよ今年で卒業となります。
私は小学生の時に父を亡くし、それからは母が一人で私を育ててくれました。しかし母の収入だけでは私を大学に通わせることはできませんでした。そんな時に国際エンゼル協会の奨学金をいただけること機会に巡り合い、大学に進学することができました。
私は夢に向かって諦めなければきっと良い未来が開けてくるという事を学びました。卒業後は政府関係の仕事に就き、同じように困っている学生達をサポートしていきたいと思っています。日本の皆様、私達バングラデシュの学生を支え続けてくださってありがとうございます。
DCEF(ディセフ)[Developing Country Educational Fund]とは…
経済的に恵まれない発展途上国の子ども達に教育援助を行う里親制度。奨学資金の供与や学校校舎の建設・設備の充実、農村女性を対象にした識字教室等を行っています。また、バングラデシュ以外に、フィリピン、スリランカなどの子ども達にも支援しています。