皆さまこんにちは。私の名前はリア・マエ・イグナシオと言います。2018年から大学一年生になりました。私には高校一年生の妹がいます。（フィリピンは小学6年→中学校4年→高校2年）

私には父親しかいません。父は高齢の為きちんとした仕事に就くことが難しく、私達は父の年金だけで生活しています。私が小さい時は叔母が色々と世話をしてくれて、学校にも通わせてくれていました。
　
しかし高校を卒業する時に私は大きな壁にぶつかりました。それは、私達の経済力では大学に通う事が難しいという事です。父の年金収入では学費だけでなく、勉強の為に必要な文房具、参考書などを買うことすらできませんでした。どうしようかと悩んでいた時に、アボンで奨学金の制度がある事を知りました。
　
奨学金をいただけるようになり、私は大学に通う事ができました。そしてこの奨学金が日本のボランティアの皆さまからのご好意から来ている事を知り、本当に感謝の気持ちで一杯です。どうもありがとうございました。遠くフィリピンから皆さまの事を想っています。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

リア・マエ・イグナシオ　（大学１年生）

DCEF（ディセフ）[Developing Country Educational Fund]とは…
経済的に恵まれない発展途上国の子ども達に教育援助を行う里親制度。奨学資金の供与や学校校舎の建設・設備の充実、農村女性を対象にした識字教室等を行っています。また、バングラデシュ以外に、フィリピン、スリランカなどの子ども達にも支援しています。