奨学生の便り − 8月
2016年08月06日
皆さん、こんにちは。私の名前はリトン・チャンドラです。
2004年から2008年まで国際エンゼル協会の奨学金をいただいていました。
私はチタゴン大学大学院で政治学を専攻していました。卒業後、2010年からチタゴン大学の電話交換手として働いております。学生の時に国際エンゼル協会の奨学金をいただけたことに大変感謝しております。
私は生まれながらに視覚障害を持っていました。しかし私は勉強をしたくて仕方ありませんでした。小学生の時は先生がいろいろと助けてくれ、勉強をできるように励ましてくれました。大学に入ってからは幸いなことに国際エンゼル協会の支援に励まされ、心配することなく無事に大学院を卒業することができました。
日本のボランティアの皆さんには感謝がしきれないくらいお世話になりました。勉強を続けるにあたってどんなに励ましになったかわかりません。ありがとうございました。
DCEF(ディセフ)[Developing Country Educational Fund]とは…
経済的に恵まれない発展途上国の子ども達に教育援助を行う里親制度。奨学資金の供与や学校校舎の建設・設備の充実、農村女性を対象にした識字教室等を行っています。また、バングラデシュ以外に、フィリピン、スリランカなどの子ども達にも支援しています。