奨学生のたより − 8月
2015年08月10日
みなさんこんにちは。私はアサド・ザマンです。
2007年、カパシア群のロハディ中学校の8年生の時、国際エンゼル協会の奨学金をもらえるという機会に恵まれました。私は3人兄弟で、当時兄弟みんなが学校に通っていたので、両親も私達の教育費で大変苦労していた時です。
今、私はラジシャヒ医科大学の最後の学年です。国際エンゼル協会の奨学金支援は私にどんなに勇気を与えてくれたかわかりません。高校・大学と進むにつれくじけそうになったこともありました。奨学金を頂けるという事が「医者になりたいという夢」をどんなに支えてくれたことか知れません。卒業したら病気やけがで苦しんでいる人たちを医者として救っていきたいと思います。
日本の国際エンゼル協会の皆さんの長年に亘る支援に心から感謝を述べたいと思います。 ありがとうございました。
DCEF(ディセフ)[Developing Country Educational Fund]とは…
経済的に恵まれない発展途上国の子ども達に教育援助を行う里親制度。奨学資金の供与や学校校舎の建設・設備の充実、農村女性を対象にした識字教室等を行っています。また、バングラデシュ以外に、フィリピン、スリランカなどの子ども達にも支援しています。