奨学生の便り − 3月
2015年03月04日
皆さん、こんにちは。私はハビナ・ジャネットです。私は国際エンゼル協会の日本のボランティアの皆さんに大変感謝しております。
私が7年生の時に父が亡くなりました。経済的にも学校に通うことが困難な状況になりました。そんな時、学校の先生が国際エンゼル協会を紹介してくれました。そして奨学金をいただけるようになり、7年生から10年生まで奨学金を頂きました。
私にとって「土砂降りの雨の中、知らない人からそっと温かく傘を差し伸べられた」そんな感覚でした。そして、そのことを励みに10年生まで勉強を頑張ることができ、今年SSC(中学卒業資格試験)を受けています。
私はSSC試験を合格して、高校・大学まで進学したいと思います。そして、将来は福祉関係の仕事に就き、困っている人の手助けをしたいと思っています。
遠く日本から、いつも温かく応援して下さっている国際エンゼル協会のボランティアのお母さん方に感謝しています。本当にありがとうございます。
DCEF(ディセフ)[Developing Country Educational Fund]とは…
経済的に恵まれない発展途上国の子ども達に教育援助を行う里親制度。奨学資金の供与や学校校舎の建設・設備の充実、農村女性を対象にした識字教室等を行っています。また、バングラデシュ以外に、フィリピン、スリランカなどの子ども達にも支援しています。