奨学生の便り − 1月
2015年01月09日
皆さん、こんにちは。私の名前はアブドゥラ・アル・ノマンです。
私は生まれながらにして視覚障害があります。8年生の時に国際エンゼル協会と出会い奨学金をいただけるようになりました。
今年、私はSSC試験を受けます。無事合格したら高校・大学と進学して、法律の勉強をしたいと思っています。この国で障害者が勉強を続けて行くのは大変難しいことが現状です。
私はコナバリ事務所でのDCEF集会に参加して日本のお母さんのスピーチを聞く機会がありました。そのスピーチが私を前向きに生きていくための励みとなっています。応援していただいている日本のお母さん方に恩返しするためにも、しっかりと勉強を続け、夢を実現したいと思っています。
私はこれからも夢をあきらめず、精一杯努力していきたいと思います。現在188名の障害者達が国際エンゼル協会の奨学金の支援を受けていると聞いています。その学生達を代表して国際エンゼル協会の会員の皆さんに感謝の言葉を述べさせていただきます。
DCEF(ディセフ)[Developing Country Educational Fund]とは…
経済的に恵まれない発展途上国の子ども達に教育援助を行う里親制度。奨学資金の供与や学校校舎の建設・設備の充実、農村女性を対象にした識字教室等を行っています。また、バングラデシュ以外に、フィリピン、シエラレオネ、スリランカなどの子ども達にも支援しています。