奨学生のたより − 4月
2014年04月04日
バングラデシュ 奨学生からのたよりを紹介します
皆さんこんにちは。私はホセイン・アリです。
私の父は私が小学生の時に亡くなりました。その後、母が一生懸命働いて、私達兄弟と妹の生活を支えてくれていました。そんな環境ですから、私は高校には到底行けないだろうと思って諦めていました。
そんな時、私の先生が国際エンゼル協会を紹介してくださいました。そして2008年、私が中学生(6年生)の時から奨学金をいただけるようになりました。そして現在では諦めていた高校にも進学できるようにまでなりました。
国際エンゼル協会から奨学金をいただけるようになったことは、私が勉強を続けることの大きな励みになっています。私の将来の夢は、医者になって困っている多くの人達を助けていきたいということです。
私達バングラデシュの困っている学生達に、いつも支援して下さっている日本の皆様に大変感謝しております。本当にありがとうございます。
DCEF(ディセフ)[Developing Country Educational Fund]とは…
経済的に恵まれない発展途上国の子ども達に教育援助を行う里親制度。奨学資金の供与や学校校舎の建設・設備の充実、農村女性を対象にした識字教室等を行っています。また、バングラデシュ以外に、フィリピン、シエラレオネ、スリランカなどの子ども達にも支援しています。