バングラデシュの奨学生からの便り
DCEF(教育里親制度)
7月 バングラデシュで奨学金を受けていた元奨学生からの便りを紹介します
私の名前はアロカ ラニ ドシュです。私は1995年高校生の時から、1999年大学を卒業するまで奨学金を国際エンゼル協会からいただいていました。
今はガジプール県の学校で働いています。
私が16歳の時に母が亡くなりました。そのため学校を続けることが難しくなりましたが、幸いに国際エンゼル協会の奨学金を受給できることが決まり、学校を続けることができ、卒業することが出来ました。
今、私の学校の10名の生徒達が国際エンゼル協会から奨学金を受給しています。そして私も学生時代のことを思い出し、生徒達が勉強を十分できるように頑張ってサポートしていきます。
私は川村さんの笑顔を今でも思い出します。そして、その笑顔が私達の心を照らしくれました。
日本の国際エンゼル協会の会員の皆様に感謝いたします。
DCEF(教育里親制度)
6月 バングラデシュで奨学金を受けている学生からの便りを紹介します
私の名前はマスド・ロフマンです。私は生まれながらにして足に障害があり、思うように歩くことができません。私には6人の兄弟がいます。私の父は、事務所の雑用係として働いていて、私の学費の支援をすることは大変困難なことです。
2009年、私が大学2年生の時に奇跡が起こりました。私が竹の杖をついてゆっくりとした足取りで大学に向かって歩いていると、全く知らない一人の男性が「日本の援助団体の国際エンゼル協会に行き、助けてくれるようお願いしてみてはどうですか」と声をかけてくれました。
調べてみると、国際エンゼル協会がガジプール県にあることがわかり、訪ねて行きました。すると、スチール製の松葉杖をくれました。今はそれを使って以前よりずっとスムーズに歩くことが出来るようになりました。
それと同時に、DCEFの奨学金をもらえるようになり、今、大学院でソーシャルワークについて勉強しています。
国際エンゼル協会の会員の皆さんに感謝しております。
本当にありがとうございます。
マスド・ロフマン君 (大学院生)
◇ 過去の奨学生の便りを紹介 ◇
http://www.angel-ngo.gr.jp/topics/2012/06/post-54.html
DCEF(ディセフ)[Developing Country Educational Fund]とは…
経済的に恵まれない発展途上国の子ども達に教育援助を行う里親制度。奨学資金の供与や学校校舎の建設・設備の充実、農村女性を対象にした識字教室等を行っています。また、バングラデシュ以外に、フィリピン、シエラレオネ、スリランカなどの子ども達にも奨学金の支給をしています。