スリランカで幼稚園が完成し竣工式が行われました
スリランカのコロンボから東南へ約40kmのホマガマ市で、昨年秋から建設工事が行われていた幼稚園の建物が完成し、7月17日に竣工式が行われました。
この幼稚園は、スリジナラタナ社会福祉協会代表で兵庫県伊丹市在住のスリランカ人僧侶ニャーナーランカーラ氏を通して、本協会からの資金援助により建設されたものです。
竣工式では、子ども達による盛大なパレードに迎えられ、東村眞理子代表、東村悦三事務局長、早川住江理事の他、ボランティアの皆様も参列し、幼稚園の玄関前で記念のテープカットが行われました。
式典では、ニャーナーランカーラ氏による歓迎の挨拶の後、スリランカ官房長官補佐のレスリー氏、仏教大学学長、東村代表のスピーチなどが行われ、子ども達による歌や踊りも披露されました。
また、ハンドゥラ・グナワルダ文部大臣から届いたメッセージがに次のように紹介されました。
「このたび、日本の国際エンゼル協会がスリランカにおいて、幼児教育の質の向上と発展に多大な貢献を残されました。私達スリランカ国民は感謝しています。貴協会が世界中の子ども達を幸せにするために行っている努力と貢献は計り知れません。『JAPAN YURIKO幼稚園』が国際仏教界のニャナーランカーラ僧侶を通して寄付されたことは、この国の幼児教育にとって大変有意義なことと思います。歴史的にもスリランカと日本の絆は強いものがあります。スリランカの将来の教育を考える責任者である文部大臣として、このたびのことで両国の絆をより一層深めたと思います。最後になりましたが、日本の国際エンゼル協会に対して心より感謝申し上げます」
この新しい幼稚園は、現地関係者の要望により、川村百合子本協会前代表の名前を用い『JAPAN YURIKO KINDERGARTEN 』と名付けられました。2階建ての建物は、1階と2階のどちらも仕切りのない広いホールになっており、これからたくさんの子ども達がここで楽しく学んでいくことでしょう。