バングラデシュに不足しているトイレの設置にご協力をお願いします
農村の学校へ浄化槽付トイレの設置にご協力ください
学校に設置された浄化槽付きトイレ
Q:どうしてバングラデシュにトイレの設置が必要なのですか?
A:バングラデシュではトイレの普及が大変遅れており、農村ではいまだに川の上に竹を組んでまわりを布で囲っただけの粗末なトイレが数多く見られます。川では水浴びや洗濯など生活用水として使用するため、このようなトイレは大変不衛生で伝染病の原因にもなります。
不衛生なトイレは伝染病の原因に
Q:国際エンゼル協会ではどんなトイレを作っているのですか?
A:まずトイレの設置場所を決め直径1,5m、深さ4mの縦穴を掘り、その穴が崩れないようにセメントで作ったリングを地中に埋め込みます。その堆積用の縦穴のすぐ横に約2mまで高さまでレンガをセメントで固めながら四角の箱状に積み上げて行きます。そして、屋根と便器、ドアを取り付けまわりをセメントで形を整え、ペンキで塗装して完成です。
トイレ作業風景
Q:どうして学校にトイレを設置するのですか?
A:国際エンゼル協会では農村地域での公衆トイレの設置を数多く行っており(2010年9月現在で114基設置)中でも特に必要とされる学校での設置に力を入れています。農村の学校にはトイレがないところがあり、あっても使用不能になっているところが多く、男子の場合は外で用を足したりしますが、女子の場合は深刻でトイレが無いために学校に行きにくいという現状があります。生徒達が安心して学校に通えるよう学校への設置に積極的に力を入れています。
小学校にトイレが設置され喜ぶ生徒達
Q:トイレを1基つくるのにいくらかかりますか?
A:日本円で6万円でコンクリート製のトイレが出来ます。こうしたトイレは定期的に手入れをすれば20年近く使用できるので、学校や人の多く集まる集会所などへの設置は、本当に役立つ援助となります。完成したトイレには、寄付していただいた団体、もしくは個人のお名前をプレートにして入れさせていただきます。
トイレのドアにネームが入ります
途上国の保健衛生向上と子供達が安心して学校へ通うことができるよう、トイレ募金のご協力をお願いいたします。
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