白内障患者に希望の光を!第7回アイキャンプ
2007年01月09日
2000年にスタートした白内障手術のためのアイキャンプが、2006年12月で満7年を迎えました。今回も佐賀県に事務所を置くNPO法人POSA(Project Operation Sight for All 理事長・倉富彰秀医師)に所属する医療チームの皆さんが、バングラデシュの本協会クリニックにおいて12月21日から27日にかけて現地の低所得者層に属する75名の白内障患者に対して無償で手術を実施しました。
眼内レンズを埋め込む手術の様子
術後の注意事項を説明する倉冨医師
患者さんが入院してから退院するまで、エンゼルホームの子供たちやスタッフたちが総出でお世話していました。彼らは食事のお世話をしながらお年寄りの良き話し相手にもなっていて、帰る時には子供達にも感謝の気持ちを伝えている人たちも多く見受けられました。
介助をするエンゼルホームの子供達
白内障によって視力を失っていた患者さんたちは、目に光を取り戻した喜びの気持ちを何度も口々にしながらそれぞれ自宅に帰って行きました。毎回、こうした医療活動を全額負担しながら続けてくださっているPOSAの皆さんに感謝いたします。
第7回バングラデシュ・アイキャンプ