奨学生からの便り 〜卒業後の報告
2025年02月13日
皆さん、こんにちは。私はモルアです。私の父は私が小さい頃に亡くなりました。私には弟と妹がいます。母親は一人で私達を育ててくれました。しかし、母一人の稼ぎでは、私が学校に通い続けることは経済的にとても困難でした。当時、皆様からの奨学金が私を経済的に、そして精神的に支えてくれました。
私は今、コックスバザールのロヒンギャ難民を支援する団体で働いています。ここにはたくさんの子ども達が暮らしています。私は学校で子どものための栄養学を学んでおりましたので、ここでは乳幼児のための管理栄養士をしています。こうして難民として苦しい生活を強いられている、何の罪もない子ども達を支えてあげることができているのも、すべて皆様が私を学校に通わせてくださったおかげです。本当にありがとうございました。国際エンゼル協会の皆様、そして天国におられる故川村百合子様の平和と幸せをいつもお祈りしています。