奨学生からの便り〜卒業後の報告
2024年11月18日
皆さん、こんにちは。私はカマルガオン経営技術マネジメント専門学校校長のフェルドシと申します。私はガジプール県の小さな村で生まれました。私の村は貧しい家庭の多い、田舎の農村でした。私の家庭も貧しく生活するだけで精一杯で、お金の心配なく勉強ができるなど考えたこともありませんでした。
小学校6年生の時、とうとう学費を払うことができなくなり学校に通うことが難しくなりました。その時の学校の先生が国際エンゼル協会の奨学金を紹介してくれ、幸運にも奨学金をいただくことが決まりました。私の人生を変えてくれた奨学金は、その後大学を卒業するまでいただくことができました。
毎年奨学金をいただく時、現地責任者のアジズル・バリ氏から様々なお話を聞かせていただきました。日本の文化についてや私達のような貧しい学生を支援して下さっている皆様のことなど、とても興味深いお話を毎回楽しみにしていました。
皆様、改めて今日の私があるのは皆様のおかげと感謝申し上げます。私は遠く離れた日本という国に、私達のような貧しい学生を救うために懸命に活動されている方々がいることを決して忘れません。本当にありがとうございました。