国際エンゼル協会

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奨学生からの便り〜卒業後の報告

2024年11月18日

 皆さん、こんにちは。私はカマルガオン経営技術マネジメント専門学校校長のフェルドシと申します。私はガジプール県の小さな村で生まれました。私の村は貧しい家庭の多い、田舎の農村でした。私の家庭も貧しく生活するだけで精一杯で、お金の心配なく勉強ができるなど考えたこともありませんでした。
 小学校6年生の時、とうとう学費を払うことができなくなり学校に通うことが難しくなりました。その時の学校の先生が国際エンゼル協会の奨学金を紹介してくれ、幸運にも奨学金をいただくことが決まりました。私の人生を変えてくれた奨学金は、その後大学を卒業するまでいただくことができました。
 毎年奨学金をいただく時、現地責任者のアジズル・バリ氏から様々なお話を聞かせていただきました。日本の文化についてや私達のような貧しい学生を支援して下さっている皆様のことなど、とても興味深いお話を毎回楽しみにしていました。
 皆様、改めて今日の私があるのは皆様のおかげと感謝申し上げます。私は遠く離れた日本という国に、私達のような貧しい学生を救うために懸命に活動されている方々がいることを決して忘れません。本当にありがとうございました。

 
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経営技術マネジメント専門学校 校長 フェルドシ・ベグム


☆ 過去の奨学生の便り ☆

秋のチャリティバザーにご協力ありがとうございました

2024年10月29日

 前日までの雨予報が一転、時折晴れ間もみえるお天気の下、無事第81回秋のチャリティバザーを開催することができました。
 バザーの開催にあたりチラシ配りや品物整理、値付け、当日の配置や段取りの確認など2ヶ月以上前から準備をし、当日は関西だけでなく九州や静岡からもお手伝いに駆けつけてくださり、国際エンゼル協会のバザーは本当にたくさんの方の協力のおかげで成り立っていると感じました。会場に響き渡る楽しそうな笑い声は、きっとバングラデシュにも届いた事と思います。
 このバザーの収益は皆様の思いと共にバングラデシュの子ども達や女性の支援として届けさせていただきます。バザー開催にあたり品物をご寄付して下さった皆様、準備から設営、当日のお手伝いに集まって下さった皆様へ、改めて感謝申し上げます。ご協力ありがとうございました。
 

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  バザーを楽しみに開場前から並ばれたお客様 


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     たくさんのテントが並ぶ屋外売場


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   お目当ての品物を求めて賑わう室内売り場


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    お正月用に飾る鏡餅などの手芸品


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 バングラデシュの手工芸品「ノクシカタ刺しゅう製品」

 
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  鍋やフライパンなど品揃えが豊富な台所売場

 
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   成人式の振袖なども展示販売する和服売場

 
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 様々な種類のケーキやお菓子を販売するケーキ売場
 
 
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 子どもさんに人気の楽しい玩具が並ぶおもちゃ売場


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各地から届いた新鮮な野菜や果物とお花を販売する当日売場
 

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 バングラデシュ現地スタッフとエンゼルホームの卒業生


 
バングラデシュよりメッセージ

 第81回秋のチャリティバザーが盛況に終えられたこと、当日の様子と共に報告いただきました。81回という本当にたくさんのバザーしていただき、そしてバングラデシュなど途上国の困っている人々へご支援くださっていること、心より感謝申し上げます。皆様の愛はバングラデシュの多くの若者達に降り注いでいます。彼らも大人になり、そして次は自分達も貧困で苦しんでいる若者に手を差し伸べています。こうして大きな愛の下に多くの人々が集まり、救いの輪が広がっていくことを日々嬉しく思っております。改めて、皆様の長きに渡る支援に感謝申し上げます。秋のチャリティバザーお疲れさまでした、皆様お疲れが出ておりませんことをお祈りしております。
           
               バングラデシュ現地責任者 アジズル バリ


 

この度の収益金はバングラデシュなど発展途上国の子ども達の教育支援・女性の自立支援に役立てさせていただきます。バザーの品物のご提供はいつでも受け付けております。皆様のご協力よろしくお願いいたします。


次回バザーは2025/4/9(水) です。バザー用品のご提供をよろしくお願いいたします

バングラデシュ奨学生からの便り〜卒業後の報告

2024年10月15日

 皆さん、こんにちは。私はノアカリ大学で事務係長として働いているマダン・ロビダッシュと申します。私は小学8年生から大学を卒業するまで、皆様からの奨学金をいただいておりました。私が子どもの頃、父は田舎で靴職人として働いていました。職人の給料は多くありません。その稼ぎだけで5人の子どもを学校に通わせることは経済的に厳しく、皆様の奨学金がなければ私は大学まで通うことはできませんでした。
 私は今日まで40年の長きに渡り支援活動を続けて下さっている国際エンゼル協会の皆様、故川村百合子様を心より尊敬いたします。私は自分の故郷の村で、少数部族の貧しい子ども達のために学校を作りました。皆様のように、いつまでも困っている人のために働ける人になれるよう、これからも頑張っていきたいと思います。これからも皆様の活動がますます盛況になることをお祈りしております。


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   マダン・ロビダッシュ (ノアカリ大学事務係長) 




☆ 過去の奨学生の便り ☆


「エンゼルニュース」10月号を発行しました

2024年10月13日

エンゼルニュース

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バングラデシュからの報告〜識字教室

2024年10月11日

現在180名の女性がガジプール県のカパシアで識字教室に参加しています。彼女達はこの12月まで教室で読み書きや生活に必要な衛生知識など学びます。
私は10/7に教室の視察に行き、参加者に話を聞きました(ロトナ)

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ラビアさん(38才)
彼女は14才の時に結婚し、現在息子2人娘1人がいます。彼女は小学校3年生から学校に通うことができませんでした。まさか自分が将来また学べることができるなんて思っていなかったので、今こうして学べることが嬉しく、皆様へ心から感謝しています。


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 識字教室で文字の読み書きを学ぶラビアさん

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「チャリティコンサート2024」を開催しました

2024年09月24日

9月16日、伊丹アイフォニックホールに於いて「チャリティコンサート2024」を開催しました。現地責任者アジズル・バリ氏による講演やエンゼルホーム卒業生達の紹介、ホームの元先生によるバングラデシュのダンス、混声合唱団「エンゼル」のコーラスや「ANJi」さんによるミニライブと盛りだくさんの内容で行われました。
まだまだ暑さ厳しい日でしたが多くの方々に来場していただき本当にありがとうございました。この日ご協力いただいた募金は、バングラデシュの子ども達の教育支援に役立てさせていただきます。

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 ナヒマ・スルタナさんによるバングラデシュ・ダンス

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   アジズル・バリ現地責任者による講演

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 エンゼルホーム卒業生のタヘル君とアイシャさん

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   混声合唱団「エンゼル」によるコーラス

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  シンガーソングライター「ANJi」によるミニライブ

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 軽快なダンスとともに歌われた「東京ブギウギ」

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        活動紹介の展示

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   多くのお客様が来場された会場の様子

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        演奏後ロビーにて

「楽しいボランティアひろば2024」を開催しました

2024年06月12日

6月9日(日)にボランティアセンターで開催された「楽しいボランティアひろば2024」には多くの方々がご来場され、バングラデシュの活動紹介や手芸品、ノクシカタ刺しゅう製品の展示販売、その他にも様々なワークショップや模擬店など、小さな子どもさんから大人まで皆さん一日楽しく過ごしていただきました。


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     開場と同時に入場されるお客様
 

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  ビデオや展示で国際エンゼル協会の活動を紹介

 
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   人形や小物、タペストリーなどの手作り作品


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   バングラデシュのノクシカタ刺しゅう製品販売


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 子ども達が売り子さんになり品物を販売したミニバザー


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     バングラデシュのサリーの着付け体験


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      多肉植物の寄せ植えコーナー


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   子ども達にとても人気だったストーンアート


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  手作りのバッグを制作した手芸クラフトコーナー


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  キチュリ・サモサ・タコス・から揚げなどの模擬店


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      毎回人気のタロット占いコーナー
  

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  野菜の摂取量を計測「健康ベジチェック」コーナー


本協会の活動を皆様に知っていただく目的で始まったこのイベント、回を重ねるごとに多くの方々の参加があり、楽しい輪が拡がっています。今回も楽しい出会いと交流の場となりました。ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。


★このたびの手芸品の売上や模擬店などの収益は、バングラデシュなど途上国の子ども達の教育支援のために役立てさせていただきます★

春のチャリティバザーにご協力ありがとうございました

2024年04月15日

 爽やかに晴れ渡った青空のもと、4月10日(水)春のチャリティバザーが開催されました。今回は80回目のチャリティバザーということで、ボランティアの皆さんはいつにも増して来られた方々に喜んでいただこうと心を込めて準備をしていました。
 バザー当日は「いつもバザーを楽しみにしているのよ」と朝早くから並ばれていた近隣のお客様や遠く他府県からもたくさんの方々にお越しいただき、お手伝いの方を含めると千人を超える人で賑わうバザーとなりました。
 バザー開催にあたり品物をご寄付して下さった方々、準備のためにボランティアして下さった皆様、そして設営から当日のお手伝いの為に集まって下さった多くのボランティアの皆様へ心より感謝申し上げます。


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  バザーを楽しみに開場前から並ばれたお客様 


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     たくさんのテントが並ぶ屋外売場


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    お目当ての品物を求めて賑わう室内売り場


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     心を込めて作られた手芸品の数々


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 バングラデシュの手工芸品「ノクシカタ刺しゅう製品」


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     掘り出し物がいっぱいの和服売場


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     美味しい!と評判のケーキ売場
 

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ぬいぐるみやレゴ等お子さんや若いお母さんに人気のおもちゃ売場


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   新鮮な各地の野菜や果物が並ぶ当日売場
 
 
バングラデシュよりメッセージ

 皆様、こんにちは。この春もバングラデシュ支援のためのチャリティバザーを開催していただきありがとうございます。今回も大変な賑わいだったと聞き、以前参加させていただいたときのことを思い出し、バザー会場の楽しい笑い声がバングラデシュまで届いてきたようでした。
 国際エンゼル協会のバングラデシュ支援活動も39年目を迎えました。これまで200人を超す子ども達がエンゼルホームで生活し、学び、そして社会に巣立っていきました。これもひとえに39年間変わらずバングラデシュ支援を続けてくださった皆様のおかげです。皆様が欠かさずに注いでくれた愛の力はしっかりとバングラデシュに根付き、子ども達の夢の花をたくさん咲かせてくれています。夢を実現し、社会で活躍している子ども達を見るといつも皆様への感謝の気持ちが溢れてきます。
 改めて、この度はバングラデシュ支援のためにお力をいただき、ありがとうございました。これからもどうぞよろしくお願いします。またぜひバングラデシュにも遊びに来てください。皆様にお会いできることを子ども達、スタッフ一同楽しみにお待ちしております。                
          バングラデシュ現地責任者 アジズル バリ 


 

この度の収益金はバングラデシュなど発展途上国の子ども達の教育支援・女性の自立支援に役立てさせていただきます。バザーの品物のご提供はいつでも受け付けております。皆様のご協力よろしくお願いいたします。


次回バザーは2024/10/23(水) です。バザー用品のご提供をよろしくお願いいたします

バングラデシュからの報告〜イドのお祭り

2024年04月03日

バングラデシュでは人口の約90%がイスラム教徒です。イスラム教では一年に一回、断食があります。今年は3/11〜4/9が断食の期間になり、その期間は夜明けから日没まで一切の水や食事を摂りません。そして断食が終わると「イード・アル・フィトル」と呼ばれるラマダン明けのお祭りが行われます。ホームの子ども達はこのお祭り期間それぞれ家族のもとに帰って過ごしています。今年もきれいなドレスを準備して、その日が来るのを楽しみにしています。


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バングラデシュからの報告〜現地スタッフによる救援(毛布)

2024年01月24日

暖かいと言われるバングラデシュですが、それでも冬は10℃を下回ることもあります。今年は特に寒波がひどく、北部では平均気温が6℃の日もあるそうです。エンゼルの現地スタッフ達は毎年みんなで義援金を積み立てし、冬場に寒さで困っている北部の農村に毛布を届けています。
今年はエンゼルホームから北へ車で9時間のところにある最北部国境の県ボンチョゴルの農村へ毛布100枚を届けました。エアコンはもちろん、電気すら満足に無い家も多く、皆さん新しい毛布にとても感謝されていました。


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