国際エンゼル協会

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識字教室生徒紹介

2025年11月14日

ロケヤ・アクターさん(37歳)
Ms.Rokeya Akter
住所:カパシア郡ソハグプール村
家族構成:夫(食料品店)、こども2人

 皆様、こんにちは。私の名前はロケヤ・アクターと申します。現在37歳です。私は15歳で今の夫と結婚しました。夫は村で食料品店を営んでおり、また息子と娘が一人ずついます。こども達はまだ学生で、学校に通っています。
 私はカパシアのソハグプールという村に生れました。兄、姉が5人おり、6人兄弟姉妹の末っ子として家族7人で貧しいながらおりましたが、私が4歳の時に父が亡くなり、経済的に非常に困窮してしまいました。末っ子の私は学校に通うことができず、こども時代は毎日母の手伝いをして過ごしていました。そして周りのみんなは学校に通っている年代の15歳で結婚することになりました。決して今の生活が不幸せではありません。しかしこども達が学校に通っている姿を見ていると、私も教育を受けたいと思うようになっていました。
 今、皆様のご支援のおかげで、あの時に受けることができなかった教育を受けることができています。自分の人生の中で教育を受ける機会がやってくるとは思ってもみませんでした。日々新しい学びに感動しております。最後になりましたが、皆様のご支援心より感謝申し上げます。ありがとうございます。

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奨学生からの便り〜卒業後の報告

2025年11月13日

 皆様こんにちは。私はエンゼルホームから西へ200kmほど離れたインドとの国境付近のナトール地方出身のムクル・ホセインと申します。高校生の頃から皆様からの奨学金をいただいておりました。現在はバングラデシュの製薬会社で営業の仕事をしています。
 私はこどもの頃、両親と3人の兄弟姉妹と暮らしていました。父は日雇い労働の仕事をしていましたが収入は充分ではなく、家族を養いながら私達の教育費を賄うことは経済的に非常に困難な生活でした。先に進学するにつれ教育費も多くなっていき、高校進学時には学校に通い続けることが困難になっておりました。当時、国際エンゼル協会の皆様が私に支援の手を差し伸べてくださった時の感動は、今でも昨日のことのように思い出されます。奨学金のおかげで、私は高等中等教育(H.S.C.)と修士課程(M.S.C.)を終了することができました。皆様への感謝の気持ちは褪せることなく私の胸に刻み込まれています。
 私達バングラデシュの奨学生は日本の国際エンゼル協会の皆様に深く感謝しております。皆様の温かいご支援がなければ、多くの学生が夢を諦めていたことでしょう。貴いご支援を下さる国際エンゼル協会の皆様の、末永いご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。

 
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  ムクル・ホセイン (ジスカ製薬株式会社勤務) 




☆ 過去の奨学生の便り ☆


秋のチャリティバザーにご協力ありがとうございました

2025年10月28日

 時折小雨がぱらつく中、たくさんの方のご協力の下10月22日(水)に秋のチャリティバザーを開催することができました。傘をお持ちの方も多く買い物がしにくかったかとは思いますが、それでもご来場いただいた皆様たくさんの品物を買ってバザーを楽しまれていました。バザー開催のために、2カ月以上前からチラシ配りや品物整理、値付けなど、ボランティアの皆さん一生懸命準備をして下さいました。また当日はお近くの方だけでなく、遠方からもたくさんの方に駆けつけていただき、私達のバザーが皆様のお力で成り立っていることを改めて実感いたしました。このバザーの収益はバングラデシュのこども達の教育や女性の自立支援に役立てさせていただきます。最後になりましたが、バザー開催にあたり品物をご寄付して下さった皆様、準備から設営、当日のお手伝いに集まって下さった皆様へ心より感謝申し上げます。ご協力誠にありがとうございました。 


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バングラデシュよりメッセージ

 皆様、この度はバングラデシュのこども達、女性達のためにチャリティバザーにご尽力いただきありがとうございました。今から40年前、1982年から続く皆様の温かいご支援のおかげで、今では219人を超えるたくさんのこども達が社会で活躍することができています。彼らは皆様からの支えが無ければ、いったいどんな人生を歩んでいたのでしょうか。彼らがこどもの頃に描いていた明るい未来は訪れていたのでしょうか。そのことを思う度、皆様の愛の力に感謝の気持ちがあふれてきます。
 エンゼルホームを卒業したこども達、皆様から奨学金をいただいた学生達、文字や職業技術を学んだ女性達、皆それぞれ幸せに暮らすことができています。「皆様に支えていただいた気持ちへの恩返しに人の役に立つ仕事がしたい」と願い、バングラデシュに留まらず世界中で活躍してくれているこども達がいます。皆様の優しさはバングラデシュのこども達を通じ、世界中に広がっています。皆様一人ひとりの優しさが集まり、大きなバザーの成功につながり、そしてバングラデシュのこども達に届いた優しさは今、世界の人々を救っています。改めて心より感謝申し上げます。そしてこれから日本は寒い季節になりますがどうぞお体に気を付けて、バングラデシュのこども達のためにこれからもよろしくお願いします。
バングラデシュ現地責任者 アジズル バリ


この度の収益金はバングラデシュなど発展途上国のこども達の教育支援・女性の自立支援に役立てさせていただきます。バザーの品物のご提供はいつでも受け付けております。皆様のご協力よろしくお願いいたします。


次回バザーは2026/4/8(水) です。バザー用品のご提供をよろしくお願いいたします

「エンゼルニュース」10月号を発行しました

2025年10月13日

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識字教室生徒紹介

2025年10月04日

モナイ・アクターさん (30歳)
Ms.Monai Akhter

住所:カパシア郡ロハディ村
家族構成:夫(リキシャ運転手)、こども3人

 皆様、こんにちは。私の家はガジプール県カパシア郡のロハディ村というところにあり、夫はリキシャの運転手として働いています。学校に通って勉強している息子と娘2人と私の4人家族で、経済的には決して豊かとはいえませんが貧しくても幸せに暮らしています。
 私の実家も同じロハディ村にあります。私の父は日雇い労働者でした。私達の家族はこどもが多く、4人姉妹と2人兄弟の計6人のこどもを父の稼ぎだけで支えている状況でした。その為、我が家は日々貧しい暮らしであり、経済的な理由で私を含め兄弟姉妹誰一人として学校に通うことはできませんでした。そして私は同年代の子と同じように学校で学ぶ、輝くような青春時代を過ごすこともなく、15歳で結婚することになりました。
 国際エンゼル協会の皆様が私たちの村の女性達に勉強の機会を与えてくれると聞いて、私は喜んでこのコースに登録しました。幼少期に学校で学ぶことができなかった私にとって、識字教室で学ぶ日々はかけがえのない輝かしいものとなっています。このような機会を与えてくださった日本のボランティアの皆様に心より感謝申し上げます。本来ですと直接お会いしてお礼を申し上げたいのですが、私が日本の皆様に会いに行くことはとても困難です。もし機会があればぜひ私達の村に遊びに来てください。皆様のお越しをお待ちしております。

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奨学生からのお便り〜卒業後の報告

2025年10月04日

 皆様こんにちは。私はイブラヒムと申します。私の故郷はガジプール県カパシア郡のトケという田舎村になります。父は土地を持たない農民でした。私達は6人兄弟で、父の農業収入では家庭を養いつつ6人のこども達の教育費をまかなうことはできませんでした。私が中学一年生になった時、家にはお金がなくこのまま勉強を続けていって良いのか、今後の進学について悩んでいました。その時私を助けてくれたのが国際エンゼル協会です。それはまるで本物の天使が舞い降りてきたかのように思えました。
 皆様からの奨学金は私がダッカ大学で修士課程を修了するまで続けていただきました。2007年から2019年までの12年もの間、支え続けけていただいたのです。この奨学金がなければ、私の夢は途中で終わっていたことでしょう。私は2025年1月15日にナトールのGo1-E-Afroz国立大学に教師として着任することができました。
 この素晴らしい組織を設立してくださった国際エンゼル協会の創設者、川村百合子様に心から感謝申し上げます。そして何より、この組織を長年支えてくださっている日本のボランティアの皆様に心から感謝申し上げます。

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  イブラヒムさん(Go1-E-Afroz国立大学教授)




☆ 過去の奨学生の便り ☆


奨学生からの便り〜卒業後の報告

2025年09月06日

 皆様、こんにちは。私はラザウル・カリムと申します。この度は皆様からのご支援にお礼を申し上げる機会をいただきありがとうございます。皆様のおかげで今の自分があること、私は強く心に思っております。皆様へは言葉で言い表せないほど多くの支えをいただきました。それは単にお金だけでなく、心までもいただいておりました。
 私の故郷はガジプール県から車で2時間ほど南東に位置するクミラ県の中でも辺境の田舎村になります。そこには大きな産業などなく、父も小規模の農家で一家の生計を立ててくれていました。もちろん収入は十分では無く、家族が生きていくだけで精いっぱいで、私の教育費を捻出するのにいつも大変苦労していました。そのような折りに皆様からの奨学金をいただいくことができ、私はお金のことを気にすることなく勉強に集中することができました。そしてそのおかげで私はノートルダム高校、ダッカ大学とバングラデシュで有名な学校へ進学でき、今は銀行員として働くことができています。
 もしあの時国際エンゼル協会からの奨学金をいただけていなかったら、きっと今の私はもっと違った人生を歩んでいたでしょう。それは決して私の望む人生とは程遠いものです。私はいつまでも、皆様の優しさを忘れることはありません。皆様の偉大な愛の心が、これからも貧しさで困っている多くの学生達に届きますように。

 
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ラザウル・カリム(ソナリ銀行メグナ支店 総務責任者)


☆ 過去の奨学生の便り ☆

識字教室生徒紹介

2025年09月05日

ゴラピ・アクターさん (38歳)

住  所:カパシア群トッラパラ村
家族構成:夫(左官職人)、こども3人

 私はガジプール県カパシア群のトッラパラ村に住んでいるゴラピ・アクター38歳です。トッラパラ村は田んぼの広がるカパシアの中でもさらに田舎にあります。私には左官職人の夫と3人のこどもがいます。
 私は14歳の時に結婚しました。当時はトッラパラ村の隣に住んでおりました。ここも同じように田舎の村で、住んでいる人は皆経済的に貧しい人ばかりでした。私には兄弟姉妹が7人にて、当然のように貧しい我が家の家計には私達を学校に通わせる余裕がありませんでした。そのうえ村には学校がなかったため、両親はこども達を学校に通わせることなど考えもせず、教育には関心をもっていませんでした。
 私は文字の読み書きができません。小さなころから学校に通うこともなく、結婚してからは家庭のことで精一杯で、学び直すことなど考えもしませんでした。しかし、国際エンゼル協会の識字教室の存在を知った夫が「ぜひここに通って教育を受けると良いよ。それはきっと君の人生を豊かにしてくれるから」と識字教室に通うことを勧めてくれました。それまでの私はこども達が学校に通うことにそれほど興味がありませんでした。私自身、教育を受けていなくても何とか生活ができていたからです。しかし今、私は教育の必要性を理解するようになりました。こどもの学校についても関心を持つようになりました。
 教育は人の人生を変えてくれる力があることを知りました。これらは全て皆様の識字教室に出会えたからに他なりません。私に教育を受けさせてくれて、本当にありがとうございます。またこの場をお借りして、家庭の事ことがあるにも関わらず快く送り出してくれた夫にも心から感謝の気持ちを伝えたいと思います。


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      ゴラピ・アクターさん(中央)


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奨学生からの便り〜卒業後の報告

2025年08月13日

 皆様、こんにちは。私はリアズウディンと申します。カパシアのゴシュルガンジという村で生まれました。父は日雇い労働者で、私が小学5年生の時に亡くなりました。私達5人兄弟で、父の死後は非常に困窮しました。当時、兄と私は家政婦のような仕事をしながら学校に通い、家族の生活を支えていました。
 6年生の時、私の困難な状況を見かねた学校の先生が国際エンゼル協会の奨学金を紹介してくれました。当時の我が家の家計は限界にきており、皆様からの奨学金を受けることができなければ私の学業がそこで途絶えていたでしょう。その後、2006年から2021年の15年に及ぶ長きにわたり皆様からの支援をいただきました。おかげで無事修士課程を卒業することができました。
 私は2025年1月より国立アクバル・アリ大学にて経済学教師として勤務しています。そこでは授業料を払えない、教科書を買えない学生に経済的な援助活動をしています。皆様の長年の支援への恩返しとして社会に還元していけたらと思います。改めて皆様へ心から感謝の気持ちをお伝えします。ありがとうございました。 


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リアズウディン(国立アクバル・アリ大学経済学教師)




☆ 過去の奨学生の便り ☆

6月8日(日)楽しいボランティひろばを開催しました

2025年06月16日

ボランティアセンターで開催された「楽しいボランティアひろば2025」には多くの方々がご来場され、活動紹介や手芸品、ノクシカタ刺しゅう製品の展示販売、その他にも様々なワークショップや模擬店など、小さな子どもさんから大人まで皆さん一日楽しく過ごしていただきました。

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  ビデオや展示で国際エンゼル協会の活動を紹介


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   楽器の展示やバングラデシュに関するクイズ
 
 
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 バッグや小物入れ、人形などの手作り作品展示販売


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  バングラデシュのノクシカタ刺しゅう製品の展示販売


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     「リースづくり」体験コーナー


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    バングラデシュのサリーの着付け体験


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風鈴作り・風船当て・ヨーヨー釣りなど人気の子どもコーナー


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みんなで大きな声で笑って気分もすっきり!笑いヨガ講座


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サモサ・タコス・キーマカレー・焼きそば・チュロスなどの模擬店


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 冷やしぜんざい、チャイなどを販売した喫茶コーナー 


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      毎回人気のタロット占いコーナー
  
 
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「あなたの健康度を計測します」健康チェックコーナー


本協会の活動を皆様に知っていただく目的で始まったこのイベント、回を重ねるごとに多くの方々の参加があり、楽しい輪が拡がっています。今回も楽しい出会いと交流の場となりました。ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。


★このたびの手芸品の売上や模擬店などの収益は、バングラデシュなど途上国のこども達の教育支援のために役立てさせていただきます★

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